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2009-09-29 (Tue)

夏の終わりごろからの限定(たぶん)イベ「きもだめし」。

長い、と酷評だけど、やっとこの間バスケ君ゲットできた

私には滑り込みセーフ!でコンプできてラッキーでした。


そんなユーレイ君をちょっと捏造・・・。

落書きしてみました。



おいしいお茶を淹れてあげましょう。

病弱系の美少年・・・と言う感じが出てるかな?

(「アイツ」ってのは竜士君ですね。怒られちゃったので。)



で、ここまでくるとワタクシの中にお話が降りてきました・・・。


いや~。

最近、妄想がひどくて・・・。ははは・・・。


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2009-09-27 (Sun)

長いから、覚悟しろよー。詰め込みすぎだよ・・・。


おいしいお茶を淹れてあげましょう。-先生・やんちゃ時代
(水彩画っぽくしたかったんだけど、だめだった・・・orz。)





綾川 司 「・・・なんですか?貴女は。」


下校途中、一人の女が彼に声をかけてきた。

見覚えのない明らかに彼よりも年上の女。


女     「あら・・・。ご挨拶ね。昨日あったばかりなのに。」

綾川 司 「・・・・・・・・・?」

女     「昨日の夜、繁華街で・・・。」

綾川 司 「ああ。思い出しました。あの時からまれていた・・・。

       で?・・・私に何か用ですか?」

彼女は彼の傍に歩み寄ってきた。


女     「・・・お礼よ・・・・・・。」


香水の香りとともに赤い唇が彼の唇と重なる・・・。


綾川 司 「・・・・なんですか?いきなりぶしつけですね。」

口を手の甲で拭きながら、さも不機嫌と言った様子で彼は言った。


女     「思ったとおり、キミ、普通の高校生じゃないわね。」

綾川 司 「・・・普通のつもりですが。」

女     「フフッ。普通の高校生が年上の女にいきなりキスされて、

       その態度はないわよ?」

綾川 司 「・・・用が済んだのなら、失礼します。」

女     「待って。」


彼が振り向くと同時に彼女は何かを投げてよこした。


綾川 司 「これは・・・・車のキー・・・?」

女     「この車、あなたにあげるわ・・・。」



傍らには流線形のラインの普通の車とは違う

いかにも「スポーツ」な車がたたずんでいた。



綾川 司 「・・・昨日の事は偶然です。以前から彼らは私によく絡んできていましてね・・・。

       たまたま昨日は貴女がいただけの話です。

       第一、不良から助けて貰ったからといってお礼に車だなんて・・・。

       聞いたことがありませんよ。」

女     「キミ・・・、優等生君なんだってね・・・、さっき同じ高校の子に聞いちゃった。

      でも、昨日のキミはそんな風に見えなかったな・・・。」

綾川 司 「・・・・・・・・・・。」

女     「とても乾いた目をしているわ・・・。世の中なーんにも信じてないって顔。」

綾川 司 「そんなことはありませんよ・・・。」

女     「少なくとも楽しそうではないわね。

       けんかしている時ですら、表情ひとつ変わらなかった・・・。」


綾川 司 「・・・それが理由ですか?まったくわかりませんね・・・。」

女     「エンジン、かけてみてよ。」


彼の言葉をさえぎるように彼女は言った。

促され、気が進まないながらもしぶしぶ助手席に腰を下ろす。

中は真っ赤なシートに計測器と思われるメーターが所狭し、と並んでいる。

シフトレバーはマニュアルのそれであった。



キュルッ・・・・・ドオ・・・・・ンッ!



綾川 司 「・・・・・・・・・!」


ゴクッ・・・・・。


低く響くエンジンの音と初めて触れるハンドルから伝わってくる振動に

彼は今まで感じたことのなかった興奮にも似た感覚を覚えた。



女     「フフッ・・・。気に入ってくれたようね・・・。」

綾川 司 「!そんな事は・・・。」

女     「隠してもムダよ。さっき私がキスしたときより、よっぽど艶っぽい顔してるわ。」

綾川 司 「・・・・・・・!」

女     「私、そんな顔したキミに逢いたかったのよ・・・。」



それじゃあ、とその場を去ろうとした女に彼は声をかけた。


綾川 司 「待ってください。」

女     「なあに?」

綾川 司 「・・・・・行ってしまわれては困ります。・・・・その、私はまだ高校生なので

       ・・・・・免許はまだ・・・・・。貴女が運転してくれなければ。」

女     「フフ・・・。そうだったわね。キミがあんまり大人っぽいから、

       高校生だってことつい忘れちゃってたわ。」


車に乗り、少しして彼女が口をい開いた。

 

女     「ねえ、綾川君。」

綾川 司 「・・・・・・・・!どうして私の名前を知っているのですか?」

女     「昨日、警察から聞いたわ。『バラ学の白い悪魔』がまさかこんなキレイな顔した

       男の子だったなんて。」


綾川 司 「・・・・・・・その恥ずかしい呼称も警察から?」


整った端正な顔色ひとつ変えずに徹底した戦いっぷりで、何人もの不良を平気で病院送りにしている

彼の様が、繁華街の不良達からいつしか『白い悪魔』と呼ばれるようになっていた・・・。

彼はこの呼称を「恥ずかしい」と思っていた。


女 「・・・私、これでも隣の町の私立高校で教師をしているのよ。キミの噂は聞いてるわ。」

綾川 司 「・・・・・・・・・・!教師?!・・・ここで降ろして下さい。」

女 「そんなに警戒しないで。別に君をどうこうしようって訳じゃないから。

   あの子達には本当に手を焼いてたから、助かったわ。」


他校とはいえ教師の口車に乗せられるなんて・・・!

少し無用心だった、と後悔した。



女 「綾川君、卒業したらどうするの?」

綾川 司 「・・・・・・そんなことを聞いてどうするのですか?」

女 「いいから答えて。・・・これは進路指導よ。」

綾川 司 「は?他校の生徒相手に・・・随分と熱心なことですね。」


教育熱心・・・ならさっきのキスはなんなんだ・・・。


綾川 司 「普通に大学に行って、普通に仕事に就きますよ・・・。」

女 「・・・似合わないわね。」

綾川 司 「似合うも似合わないもそんなものでしょう。」


女 「ねえ・・・。先生にならない?」

綾川 司 「はっ?!」


・・・さっきから驚いてばかりだ。


女 「向いてると思うんだけど。」

綾川 司 「どこをどうとったらそんな話になるんですか?」

女 「だってキミ、世話焼きなんだもの。昨日の件だって

   ホントは私の事、助けてくれたんでしょ?」

 

綾川 司 「・・・・・・・・・・・・・。」

女 「それに色んな気持ちのわかる人のほうがいいの。君は優等生だけど

   できの悪い子の気持ちもわかるわ。」


綾川 司 「で?それで私が教師に向いていると・・・?」

女 「そう。それにキミは体で感じるより、頭で考えちゃうようなタイプでしょ?

   子供達と接していたら、きっと少しは心で感じることができるようになると思うの。」


綾川 司 「・・・余計なお世話です。」


すべてお見通し、といった感じがなんだかやりにくいような、

でもそれでいて不思議な安心できる気持ちを感じていた。



綾川 司 「ここです。」

女 「もう着いちゃったのね。」

車から降りると彼女は残念そうに言った。


女 「じゃあね。今度こそ本当にサヨナラ。」

綾川 司 「・・・・・・もう、会えないのですか?」


口をついた言葉に自分でも驚く。


何を・・・言っているのだろう。

それは、また会いたい、ということなのだろうか・・・?


女 「・・・・・・私、今度の春に結婚するの。」

綾川 司 「・・・・・・・・・!」


ドクンッ・・・・。

心臓が高鳴る・・・。


女 「だから、この子は連れて行けないの。どの道、売るつもりだったから、

   キミの進路指導の役に立つんだったらその方がこの子も喜ぶわ。大切にしてね。」

綾川 司 「・・・・・・・。」

女 「それに・・・。」


彼女は花がこぼれるような笑顔で言った。


女 「これ以上キミといたら、私本当に君にホレちゃいそうだわ。」

綾川 司 「・・・教師にあるまじき発言ですね。」

女 「だって、私も人間よ。自分にウソはつけないわ。」

綾川 司 「・・・・・・・・・お幸せに。」



サワ・・・・・

風が優しく吹き抜ける。

一緒にキンモクセイの甘い香りが漂ってきた。



背中を向けて立ち去ろうとする彼女が言った。

女 「あら・・・。どこかでキンモクセイが咲いてるのね。私、この香り好きなの。

  この香りがすると『ああ、秋なんだな』って思うのよ。」


そして、彼を残して彼女は風の中に消えていった・・・。



綾川 司 「フフッ・・・。免許を・・・取らないといけませんね。」


残された彼はそう呟いた。



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女生徒 「・・・・・・センセ!綾川先生!!」



綾川 司 「・・・・・・・ああ。うたた寝をしてしまったようですね・・・。」

女生徒 「授業、始まっちゃうよ?」

綾川 司 「・・・・・・夢を見ていました。」

女生徒 「もう。どーせまた女の人の夢なんでしょ?」

綾川 司 「懐かしい・・・夢でした。」



あれから何年たったろうか・・・。

その後、私は彼女の進路指導の通り、母校の教師となった。

言われたからではなく、それまで嫌悪していた『教師』に興味を持ったからだ。



綾川 司 「・・・・・おいで。」

女生徒 「え・・・・・?」



むりやり彼女を引き寄せその柔らかい唇と自分のものを重ねる。


女生徒 「ちょ・・・っ先生!・・・んっ・・・。」



暫く味わった後、彼女を開放した。


女生徒 「もう!学校でこんなこと、誰かに見られたらどうするの?」

綾川 司 「・・・すみません。度が過ぎたみたいですね。

       ・・・・・・まだ少し夢見心地のようです。」

女生徒 「知らない!先に行くからね!!」


彼女は怒って先に準備室を出て行ってしまった。


やれやれ・・・。

ご機嫌を損ねてしまったお姫様の為に放課後のデートプランを

考えないといけませんね・・・。



ふと、準備室の窓の外に目をやると、キンモクセイの花が風に揺れていた。

この甘く優しい香りが見せた懐かしい夢に彼はそっと微笑えんだ。




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